知っ得!薬剤師コラム

2019.12.02

牛乳で薬をのむとどうなる?

牛乳にはどのような特徴があるでしょうか。カルシウムを多く含むことと、脂肪分(乳脂肪)が多いことです。その特徴が薬に影響することがあります。

カルシウムと結合しやすい薬(抗菌剤や骨粗しょう症の薬)は牛乳と同時に服用することで効果が弱まることがあります。

また、脂肪分によって水に溶けにくい薬が溶けやすくなり、脂肪と一緒に吸収されやすくなるため、血中濃度が上昇することがあります。

また、薬の中には「腸溶製剤」といって、酸性の胃の中では溶けず、中性の腸で溶けて吸収されるような薬があります。

牛乳は胃酸を中和するため、本来は胃で溶けずに腸で溶けるはずの薬が胃の中で溶けてしまい、薬の効果が十分に出ないということがあります。

そのため、牛乳を飲んだらその後1時間は、牛乳により影響を受ける薬の服用は避けたほうが無難です。

今月の健康クイズ

空気中に放出されたインフルエンザウイルスは、すぐに死滅してしまう。

a.はい b.いいえ

答えを見る

答えは、「b.いいえ」でした。
乾燥状態で1~2日生きますが、湿度に弱いウイルスです。
加湿器やマスクで湿度を保ちましょう。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。