大野裕先生の書下ろしコラムが、毎週金曜日に届くメッセージコンテンツです。考え方を変えるだけで、こころはずっと楽になります。
著者 大野裕先生
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昨年末、横浜の「あかいくつ劇場」で上演されたOUTBACKアクターズスクール第3回横浜演劇公演に呼ん
前回書いたように、悩みに目を向けて問題に対処するためには、それだけのこころのエネルギーが必要です。
前回、アスピレーション、つまり将来の夢や思いについて考えるのは、楽しいことややりがいのあることをして
前回はマーティン・セリグマン先生の学習性無力感の研究を紹介しました。 50年以上前に発表された研究で
先週紹介したように、アスピレーション、つまり自分の夢や生きる目的を意識することができれば、ストレスを
最近、認知行動療法の文献のなかでアスピレーションという言葉を目にすることが多くなってきました。 アス
前回ご紹介した第12回ポジティブサイコロジー医学会の学術集会を終えることができました。 今回のメイン
明後日の日曜日には、第12回日本ポジティブサイコロジー医学会の学術集会が開催されます。 ポジティブサ
先日、NHKのクローズアップ現代で「ネガティブ・ケイパビリティ」が取り上げられていました。 ネガティ
前回、こころを元気にするためにはアスピレーション、つまり自分にとって大切なことを意識することが大事だ
大野裕先生
精神科医
一般社団法人認知行動療法研修開発センター 理事長
1950年 愛媛県生まれ。
1978年 慶応義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシルバニア大学医学部への留学を経て、慶応義塾大学教授(保健管理センター)を務めた後、2011年6月より、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター センター長に就任、2015年4月顧問となる。
近年、精神医療の現場で注目されている認知療法の日本における第一人者で、国際的な学術団体Academy of Congnitive Therapy の公認スーパーバイザーであり、日本認知療法学会理事長。一般社団法人認知行動療法研修開発センター 理事長、日本ストレス学会理事長、日本ポジティブサイコロジー医学会理事長、日本うつ病学会や日本不安障害学会の理事など、諸学会の要職を務める。