こころトーク

2016.08.26

第48回 「日中の眠気対策」

リオデジャネイロで開かれていたオリンピックが終わりました。

日本選手の活躍で寝不足になった人が結構いるのではないでしょうか。

寝不足で命を落とすことはないと言われますが、それでも日中の眠気が強いというのはつらいものです。

それに、精神疾患を持っている人は、睡眠のリズムが崩れると精神状態が悪くなる可能性が高くなるというので注意が必要です。

さて、そのことがわかっていてもついテレビを遅くまで観てしまって、日中に眠くなってしまうことがあります。

じつは、私もそのようなことがありました。

そのように眠気が強いときには、昼食の後に昼寝をすると良いことがわかっています。

なぜ昼食後かというと、本格的に眠気が強くなる前だからです。

私たちの眠気は12時間周期で強くなります。

一番眠気が強くなるのが、午前2時と午後2時です。

ですから、眠気が強くなる午後2時の前に昼寝をすると頭がスッキリして午後の作業がはかどります。

ただ、そのときに注意すべきことがいくつかあります。

そのひとつは、昼寝の時間を10分から15分、長くても30分以内にすることです。

長く寝過ぎてしまうと、かえってだるくなりますし、睡眠のリズムも狂ってきます。

もうひとつ、昼寝をするときには横にならないで、椅子に座ったままで寝るようにします。

横になると、血圧が下がって起きにくくなります。

コーヒーが好きな人は昼寝の前にコーヒーを飲むようにするとよいでしょう。

20~30分後にカフェインの覚醒効果が現れて、目覚めが良くなります。

目が覚めたら伸びをして、太陽光を浴びると効果的です。

耳たぶを引っ張ったり、左右の目頭を押さえたりすることも、目覚めを助けます。

そうは言っても眠れないというときには、どうすれば良いのでしょうか。

そのときには10分あまり、目を閉じてじっと座っているだけでも疲れを取る効果があります。

私たちは、情報の7~8割を目から取り入れています。

それだけの情報を遮断するだけでも、こころや体が休まります。

ぜひ、試してみてください。