先週は、高速道路のパーキングエリアの例を出しながら、ストレスを感じて気持ちが揺れていることに気づくためには、ちょっと立ち止まってひと息入れるのが役に立つと書きました。
ひと息入れる入れ方は人によって違います。
散歩をしたり、ジョギングをしたり、トレーニングジムに行ったりするなど、体を動かすことで自分を取り戻す人がいます。
本を読んだり、人と話したりして、他の視点を取り入れることで気持ちを切りかえる人もいます。
旅行をしたり、美術館に行ったり、家庭菜園で野菜を育てたりするなどして、日常から離れて気分転換をしても良いでしょう。
自分が関心のあることをして五感に働きかけ、日常の流れから自分を取り戻すことができれば、ストレスにうまく対処できるようになってきます。
自分を取り戻すためには、マインドフルネスも役に立ちます。
マインドフルネスは、過去や将来にとらわれないで、いまの自分を静かに見つめ直す方法です。
いまの自分を、そしていまの自分を取り巻く環境を冷静に見つめ直すことで、走っていたときには見えなかったいろいろな可能性が見えてくる。
そうすれば、自分にも、そしてまわりにも優しくなれるようになります。
その助けになるのが、マインドフルネスのプラクティスです。
マインドフルネスのプラクティスといっても、難しく考えることはありません。
何分間かゆっくり深呼吸をするだけで自分を取り戻すことができるようになります。
最初はなかなかうまくいかないでしょう。
深呼吸をしているそばから、気になることが頭のなかに浮かんできて、気持ちが落ち着かなくなるかもしれません。
しかし、あきらめないことです。
繰り返し練習しているうちに、自然にできるようになってきます。
その手助けになるように、【ここトレ】には
呼吸法を使ったマインドフルネスの実践支援動画が載っています。
◎マインドフルネス実践支援動画
http://www.cbtjp.net/mindfulness/
もう少し他のマインドフルネスの方法を身につけたいという方のためには、会員コーナにいくつかの練習動画を載せています。
◎マインドフルネス練習動画(会員専用)
https://www.cbtjp.net/services/mindfulness/
どうぞ利用してみてください。