こころトーク

2018.08.03

第149回 「眠りが浅いときにやりがちな間違った対処法とは?」

暑い日が続いています。

夜も蒸し暑くて眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めて、次の日にだるさが残るという人は多いのではないでしょうか。

そうすると、少しでも長く横になっていようと、早めに床についたり、朝ゆっくり起きたりしたくなります。

とくに、夏休みで予定がないときには、少しでも長く床にいて睡眠不足を取り返そうとします。

しかし、そのように早く床についたり、朝遅くまで床のなかにいたりすると、睡眠のリズムが崩れてくることがあるので注意が必要です。

それに、眠りが浅いときに長く床のなかにいると、ますます眠りが浅くなりやすいことがわかっています。

こうしたときの対応として、まず大切なことは、気持ちよく眠れるように環境を整えることです。

暑くて目が覚めるようであれば、寝具を工夫したり、エアコンを調整したりして、少しでも涼しく眠れるようにします。

そのうえで、睡眠時間を短くするようにします。

眠りが浅いのに睡眠時間を短くして良いのか、と疑問に思う人がいるかもしれません。

疑問に思う気持ちは分かるのですが、一般に、眠りが浅くなっているときには、睡眠時間を短くする方が良いのです。

私自身、早めに床に入って寝てしまうと、いつも以上に夜中に目が覚めるという経験を何度もしています。

だらだらと布団の上に横になっていると、何度も目が覚めたり、イヤな夢を見たりするようにもなります。

逆に、少し遅い時間に寝つくようにすると、朝まで目が覚めずにぐっすりと眠れることが多くなります。

ただ、そのように遅く寝たときにも、生活のリズムを崩さないようにするために、同じ時間に起きるようにしてください。

睡眠時間を短くする方法は、暑さだけでなく、ストレスのために眠りが浅くなっているときにも使えます。

それでも眠りが浅く身体のだるさが続くときには、専門的な対処が必要になりますので、信頼できる医療機関を受診して相談した方が良いでしょう。
 

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■講演情報
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「子どもたちのこころと夢を育てる方法」
日時 : 2018年8月19日(日)14時~15時半(13時半開場)
講師 : 大野裕
詳細はリンク先よりご覧くださいhttps://www.cbt-education.org/