こころトーク

2020.01.24

第226回 「スポーツでも活用。こころが上向く6つのステップ」

前回、マンガのスヌーピーで、チャーリー・ブラウンが気持ちを変えたいときには姿勢を変えると言っている場面を使って紹介したように、私たちの気持ちは姿勢によって変わってきます。

これはいつも書いている「外から内へ」の考え方で、そこから、表情や態度といった外の状態を変えることで、こころという「内」を変える方法が使われるようになりました。

その考え方を利用して、スポーツの試合の前日や当日の朝に役に立つ方法として、次のような6つのステップが勧められています。

【ステップ1】
こころが強くなる姿勢をとって、身体からこころを元気にしていきます。

足を肩幅に開いて、楽な姿勢で立ち、手を大きく横に広げてみましょう。

リラックスして椅子に座っても良いでしょう。

【ステップ2】
深く息をしながらリラックスしてください。

緊張しているときには呼吸が速くなって胸で呼吸するようになっていることが多いので、ゆっくりお腹が動くような呼吸をしましょう。

そのときに、一般的な1分間の呼吸数の15回を意識すると良いでしょう。

【ステップ3】
緊張している場面を細かく思い浮かべるようにしてください。

どのような雰囲気のどのような場所でしょうか。

どのような人と一緒にいるのでしょうか。

どのような音、どのようなにおいがしているでしょうか。

【ステップ4】
その場面で、十分に自分の力を発揮できている場面を生き生きと思い浮かべてください。

【ステップ5】
次に、そこでちょっと場面を切り替えて、失敗した残念な場面も想像してみてください。

どのような気持ちになっているでしょうか。

身体に何か変化が起きていないかどうかもチェックしてみてください。

【ステップ6】
そのように失敗した後、失敗をはね返してうまくいった場面をイメージしてください。

他の人たちから賞賛されている場面がその中に含まれているとさらに良いでしょう。

このように良い場面を想像するこうした方法は、過去の良くない出来事を思い出してあれこれ思い悩んでいるときにも役に立ちます。

悩みが心に浮かんできたときに、これまでで一番うれしかったことや楽しかったこと、良かったことを、ひとつだけで良いので、思い浮かべてみましょう。

ありありと、いままさにその現場にいるかのように細かく思い出してください。

そのときの感覚を感じられるくらいに思い出していくと、次第に悩みから解放されてきます。