こころトーク

2021.02.05

第280回 「在宅勤務のデメリット克服法」

新型コロナウイルス感染症拡大予防のひとつとして、在宅勤務が進められています。

厚生労働省は、通勤に伴う負担の軽減、業務の効率化や時間外労働の削減、育児や介護と仕事の両立、仕事と生活の調和が高まるなどのメリットを挙げて、在宅勤務を推奨しています。

たしかにそうしたメリットはありますし、私のまわりにも、在宅勤務でずいぶん仕事がしやすくなったと言っている人は少なくありません。

しかしその一方で、在宅勤務ならではのデメリットを感じている人もいます。

なかでも、コミュニケーション不足や生活リズムの乱れが問題としては大きいようです。

いままでのように、同僚や仲間と何気ない雑談をしてストレスを発散することもできません。

とくに、一人暮らしだと気軽に人と話すことができません。

仕事についても、いままでだったら、わからないことがあれば近くにいる人に簡単に聞けたのに、在宅だと細かなことまで自分で調べなくてはなりません。

生活リズムに関しても、通勤時間がないので、つい朝ゆっくりしすぎて、時間が次第に後ろにずれやすくなります。

とくに、若い男性にそうした傾向が出やすいと言われています。

また、一人で仕事をしているとまわりの目がないので、仕事に没頭してしまって、何時間も働き続けたり、夜遅くまで働いたりするなど、過重労働になりがちです。

さて、そうした状況にどのように対処するかですが、コミュニケーションに関しては、よく言われるようにSNSなどを活用する方法があります。

しかし、そうは言ってもSNSでは物足りない感じがすることもあります。

そうしたときには、十分に感染対策を取りながら直接会うことも考えてください。

生活リズムに関しては、朝、仕事を始めるときに1日の仕事の進め方の計画を立てるようにするとよいでしょう。

仕事と休憩の割り振りを考えておいて、その計画に沿って生活するようにします。

新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、出勤したり、会議があったりで、自然に毎日のリズムができていました。

職場だけでなく、学校でも、時間割があるので効率的に勉強することができていました。

しかし、在宅で一人で仕事をするときには、意識して計画を立てておかないと、先に書いたようにリズムが乱れて、仕事や勉強の能率が落ちてきます。

このような工夫をするようにすれば、今後、出社して仕事をするようになってからも効率的に仕事を進められるようになってくるでしょう。