アナウンスを始めたばかりなのでご存知でない方もいらっしゃると思いますが、5月30日(火)にジュディス・ベック先生の講演会とワークショップを開催できることになりました。
ジュディス・ベック先生は、認知行動療法の創始者のアーロン・ベック先生の娘で、ベック認知行動療法研究所の所長で、ペンシルベニア大学精神科の心理学教授でもあります。
詳細は以下のホームページをご覧になっていただきたいのですが、急に決まったこともあってバタバタと作業を進めています。
▼Judith Beck 先生 講演・ワークショップ
https://semican.net/event/medical-bank/uisytb.html
この催しは、6月1日から韓国で開催される世界認知療法会議のホームページを確認していたことがきっかけです。
私がそこで招待講演をすることになっているのですが、いつ話せば良いのか、その日時の連絡が届きません。それでホームページを確認していたところ、ジュディス・ベック先生も招待講演をすることになっていました。
そこですぐに、途中で日本に立ち寄って話をしてもらえないか尋ねるメールを送ることにしました。
忙しい先生ですし、日程も迫っているので、無理ではないかと考えましたが、頼むだけであれば何も問題ありません。
日本で観光案内というおまけ付きでメールを送ったところ、快諾の返信が届きました。
それも、オンラインで講演する予定にしていたのを、前日、現地ですることにしたばかりだというのです。
そこで、仲間に協力してもらいながら、急遽準備を始めました。
この一連の流れを振り返ってみると、良くないように見えることが逆に良い結果をもたらすことがあるのだと感じます。
世界認知療法会議の案内がなかなか届かないというのは困ったことですが、それがきっかけで私がホームページを見て、今回の企画が始まりました。
無理かもしれないと考えながらも思い切ってメールをしたことで、話が進み始めました。
そういえば、私がアメリカに留学したときもはっきりした展望はありませんでした。
とりあえず観光ビザで渡米し、無我夢中で動いているうちにアーロン・ベック先生の教えを受ける機会が生まれ、ジュディス・ベック先生とも知り合いました。
つくづく行動することが大事だと感じています。