気になる流行ナビ

2023年5月31日(水)全国感染症情報

最新の流行状況

2023年5月8日~5月14日に全国での流行が報告された感染症情報をお届けします。

感染性胃腸炎

定点あたりの報告数は増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.大分県 2.鳥取県 3.富山県

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

定点あたりの報告数は増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.福岡県 2.富山県 3.鳥取県

咽頭結膜熱

定点あたりの報告数は増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.富山県 2.福井県、鹿児島県 3.福岡県

薬剤師ワンポイントアドバイス

 お子さんがお薬を嫌がるなど、お薬を飲ませることに苦労しているご両親も多いと思います。お子さんの性格や好みもありますので、「これなら絶対飲む!」という王道はありませんが、いろいろと試しながら一緒に方法を考えてみることが大切です。
 お薬の成分や形などによっては、食品と混ぜてはいけないもの、飲ませ方に注意が必要なものなどがあります。必ず薬剤師に相談してください。
 今回は、参考として飲ませ方のコツをいくつかご紹介します。

コツ1 飲ませるタイミングを変える

 病院で、「1日3回毎食後」と言われたお薬でも、特別な場合を除いては、ミルクや食事の前でも問題のない場合もあります。食後ですと、お腹がいっぱいでお薬を飲まなくなったり、ミルクと一緒に吐き出してしまうこともあるので、問題がないかどうか確認のうえ、空腹時に試してみてください。
 また、「○○時間ごと」などの指示の場合、そのためにお子さんを起こしてまで服用させる必要はないので、1日3回の場合は約5~6時間の間隔を目安に、起きた時に飲ませるようにしてください。

コツ2 飲ませ方を工夫する

粉薬の場合は、少量の水を加え団子状にして上あごへ、少量の水で溶いてスプーンやスポイトで流し込む、好きな飲み物や食べ物(アイスなど)に混ぜて飲ませる、服薬補助ゼリーを使用するなど、お子さんの好みや性格に合った方法で工夫するのも良いと思います。ただし、酸性のジュース、スポーツドリンクなどはお薬のコーティング剤が溶けて苦味が出ることもあります。その他、お薬の効果に影響が出るものや味が変化してしまうものもありますので、必ず薬剤師に相談してください。

コツ3 お薬を飲みたくなるような雰囲気づくりを

お薬が飲めたら、「ちゃんと飲めたね」と褒めてあげましょう。飲んだ後のご褒美も効果的です。兄弟やお友達を褒めているのを見せたり、両親が楽しそうに飲んでいるところを見せると興味を持ちます。子どもだから理解できないと思わず、お薬を飲むと病気が良くなることをきちんと説明することがとても大切です。
また、普段は飲めていても急に「いや~」と飲まないこともあります。そんな時は時間を置いてみるとすんなり飲むこともあります。

コツ4 薬剤師に相談する

お子さん個人の性格や好みはもちろん、病気の種類やお薬の種類によって、方法は千差万別です。たとえば、お薬の形も、シロップや錠剤、粉薬などいろいろな種類があり、場合によってはお医者さんに確認して変更ができることもあります。食品との飲み合わせなど、注意が必要なお薬もありますので、まずは薬剤師にお声がけいただき、一緒になってお子さんに合う方法を考えていくのも良いと思います。0歳のときはダメでも、1歳になると飲めることもあります。今は飲めなくても、飲めないと決めずに、根気強くチャレンジしてみてください。

薬剤師は皆さまのサポートをさせていただきますので、お気軽に日本調剤の薬局でご相談ください。

※本コンテンツは、日本調剤ホームページ「小さい子どもにお薬を上手に飲ませるコツ」を基に加工して編集したものです。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<当サイトのコンテンツについて>
当社は、細心の注意を払って、コンテンツを掲載しておりますが、 これらのコンテンツの内容についての正確性、有用性、確実性、安全性、その他いかなる保証もいたしません。 万一、コンテンツのご利用により何らかの損害が発生した場合であっても、当社は、一切の責任を負いかねます。