気になる流行ナビ

2021年9月15日(水)全国感染症情報

最新の流行状況

2021年8月23日~8月29日に全国での流行が報告された感染症情報をお届けします。

感染性胃腸炎

定点あたりの報告数は2週連続で増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.大分県、2.徳島県、3.宮崎県

手足口病

定点あたりの報告数は2週連続で増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.熊本県、2.高知県、3.岩手県、鹿児島県

ヘルパンギーナ

定点あたりの報告数は2週連続で増加しました。
 ▼都道府県別の上位3位
 1.宮崎県、2.新潟県、3.三重県

【出典】:国立感染症研究所 感染症週報を加工して作成

薬剤師ワンポイントアドバイス

子どもに多い喉の病気のひとつに、「溶連菌感染症」があります。なんとなく名前は聞いた覚えがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に幼稚園や小学校での集団感染には気を付ける必要があります。
今回は、そんな「溶連菌感染症」についてお話したいと思います。

Q1 どんな疾患なのでしょうか?

「溶連菌感染症」は、病原体であるA群溶血性連鎖球菌によって引き起こされる感染症です。
主に、上気道炎やとびひ(皮膚感染症)といった症状がありますが、菌の侵入部位や組織によって様々な症状がでる場合がある疾患です。よくみられるものとしては、急性咽頭炎などがあります。

Q2 どうやって感染するのですか?

主な感染経路は、発症者の咳などによる飛沫感染と、接触感染です。家庭や学校で集団感染することが多いとされています。
飛沫感染以外には、食品を介して経口感染する場合もあります。

Q3 どんな症状がでますか?

通常、2~5日の潜伏期間を経て発症します。主な症状は、突然の発熱と全身の倦怠感、咽頭痛であり、嘔吐を伴うこともあります。
上あごに赤い小さな斑点がみられたり、舌が苺状に赤く腫れるという特徴的な症状がでる場合もあります。

Q4 感染予防はどうすればよい?

発症者との濃厚な接触を避け、手洗いやうがいなどの一般的な予防を行うことが大切です。

Q5 発症した場合の治療法はありますか?

抗菌薬による治療を行います。服薬後は、24時間以内に感染力が低下します。
なお、厚生労働省が定める「保育所における感染症対策ガイドライン」では、登校(登園)の目安を、抗菌薬を服用してから24~48時間経過後としています。

【出典】:
厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」、
国立感染症研究所感染症情報センター「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは」を加工して作成。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<当サイトのコンテンツについて>
当社は、細心の注意を払って、コンテンツを掲載しておりますが、 これらのコンテンツの内容についての正確性、有用性、確実性、安全性、その他いかなる保証もいたしません。 万一、コンテンツのご利用により何らかの損害が発生した場合であっても、当社は、一切の責任を負いかねます。