知っ得!薬剤師コラム

2023.03.06

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

骨粗しょう症になっても、その多くは痛みはありません。

しかし、転んだり、ぶつけたり、くしゃみをしただけでも骨折しやすくなります。

日本には1,000万人以上いると言われており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。

閉経期以降の女性や高年齢の男性に多く見られますが、若い人でも栄養や運動不足などの影響で発症することもあります。

骨折が生じやすい部位は、背骨、手首の骨、太ももの付け根の骨などです。

骨粗しょう症による骨折が原因で、長期間の安静が必要な方の中には、その後、「寝たきり」となってしまい、介護が必要になってしまう人も少なくありません。

定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックが必要です。

今月の医療クイズ

内服薬とは、口から飲み込んで、胃や小腸で溶けて吸収される薬のことである。

a.はい b.いいえ

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答えは、「a.はい」でした。
内服薬には錠剤、カプセル剤、液剤・シロップ剤、散剤タイプなどがあります。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。

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