知っ得!薬剤師コラム

2020.07.06

ビタミンも摂りすぎると良くないの?

ビタミンは、微量で他の栄養素と関わり合い、機能しています。特定の種類だけを大量に摂ると、バランスを崩して体の不調を招くこともあります。

ビタミンには水溶性ビタミン(B、C)と脂溶性ビタミン(A、D、E、K)があります。水溶性ビタミンは水に溶けて体外に出されるため、過剰症の心配はなく、脂溶性ビタミンは、体内に蓄積され障害を起こすというのが一般的でした。

ところが、例えば、ビタミンCの大量摂取で葉酸の排泄量が増加し、葉酸不足になる報告が出てきました。葉酸はビタミンB群の一種で、赤血球を作るのに役立ち、不足すると貧血を起こします。一方、ビタミンCは葉酸の機能を出現させ、効率よく働くように変化をさせる役割を果たします。

バランスが崩れると、これらがうまく働かなくなるのです。

近年、ビタミン剤の健康保険適応疾患が少なくなりました。これは、ビタミン類が食事から十分に摂取できると認められたためです。

今月の健康クイズ

血圧は夏のほうが高くなる?

a.はい b.いいえ

答えを見る

答えは、「b.いいえ」でした。
気温が高いと血管が広がるため、血管にかかる圧力である血圧は低くなります。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。