目薬をさす順番は、基本的にさらさらしたものを先に、ドロドロしたものを後に点眼します。
また、より効かせたい目薬や刺激があるものは後に点眼します。
立て続けに点眼すると、先にさした目薬の成分が十分組織に行き渡る前に、次の目薬で押し流されて、効果が薄くなってしまいます。
薬の吸収を考えて、「水溶性→懸濁性→油性→眼軟膏」の順に使うことが推奨されています。
目薬の多くは、水溶性の成分で作られているのですが、中には水に溶けにくく、懸濁液となっているもの、油性製剤や眼軟膏として作られているものもあるからです。
点眼することで、ゲル化する持続性点眼薬(チモプトールXE、リズモンTGなど)も、後にさす点眼薬の吸収を低下させるので、最後にさします。
カロリー制限をすると、インフルエンザにかかりにくい。
a.はい b.いいえ
答えは、「b.いいえ」でした。
カロリーを控えすぎると免疫系の働きが抑えられ、ウイルスと戦う力が弱くなります。
次回の更新もお楽しみに!
「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。