知っ得!薬剤師コラム

2021.09.06

医療用のマスクは普通のマスクと何が違うの?

医療用マスクとしてよく耳にするのは「サージカルマスク」です。
不織布でできていて、フィルターがあり3枚重ねになっているものが主流です。
形状は上下に開いて、口元が広くなり呼吸のしやすいプリーツ型と、顔のラインに沿った形の立体型があります。
鼻の部分にノーズフィットがあると比較的気密性が保てます。

医療用マスクの性能は、指標としてBFE(Bacterial Filtration Efficiency:バクテリア透過率)とPFE(Particle Filtration Efficiency:微粒子透過率)で評価します。
米国食品医薬局(FDA)はサージカルマスクの基準をBFE95%以上と規定していますが、日本では特に性能に対する規定はなく、こちらに準じています。

医療現場では、さらに感染防止効果を高めたN95マスクもあります。

普通のマスク(家庭用のマスク)は素材や形状、サイズなども豊富で、フィルター性能と通気性のバランスがよいため、長時間に渡り快適に使用できるのが特徴です。
近年では性能の優れたものもあります。

今月の健康クイズ

朝起きたらすぐに飲むと良いのはコーヒーである。

a.はい b.いいえ

答えを見る

答えは、「b.いいえ」でした。
コーヒーは利尿作用があり水分を出してしまうので、朝一番に飲むのは不向きです。水がおすすめです。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。

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