知っ得!薬剤師コラム

2021.12.06

生活習慣病とは?

生活習慣病とは「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する症候群」と定義されています。

以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症の可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。

生活習慣が悪い方といって必ず生活習慣病になるわけではありません。
遺伝や環境などの因子が関わっています。

代表的な生活習慣病には、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、アルコール性肝障害、歯周病などがあります。

高血圧や糖尿病になったら、もう薬を飲むしか治す方法はないと思われているかもしれません。
実際は初期の治療で行うことは生活習慣の改善です。
しっかりと生活習慣を改善することで、お薬を飲まずに経過観察をすることもあります。

今月の健康クイズ

ウォーキングシューズは、ある程度の重さがあるものがよい。

a.はい b.いいえ

答えを見る

答えは、「b.いいえ」でした。
軽くて疲れない靴であること、通気性がよく、靴底がしなやかで足の裏に密着する靴がよいでしょう。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。

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