薬にはさまざまな作用がありますが、治療のために期待される作用以外に現れる作用を副作用と呼びます。
例えば血圧を下げる薬の場合、血圧を下げたり、心臓の負担を軽くするために薬が処方されます。
その薬の副作用で、動悸や立ちくらみなどの症状が出る可能性があることは想像できるかもしれません。
実は、薬によっては歯ぐきが腫れる、空咳、頭痛、むくみ、頻尿、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状が出ることもあります。
あまり関係のない体の部位のように思えたとしても、薬の副作用の可能性があります。
副作用と言われると、心配されるかもしれませんが、自己判断で薬の服用や使用をやめてしまわれることで、もともと治療していた効果もなくなり、症状が悪化してしまうことがあります。
いつもと違う症状など、気になる症状がありましたら、個人の判断で中断することなく、お気軽に薬剤師にご相談ください。
重篤とは、症状が非常に重いことである。
a.はい b.いいえ
答えは、「a.はい」でした。
「重篤な症状」は、「非常に重く、生命に危険が及ぶ症状」のことを意味します。
次回の更新もお楽しみに!
「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。