知っ得!薬剤師コラム

2023.05.01

就寝前の薬は、いつ飲むのがいいの?

就寝前の薬は、寝る約30分前に飲むのが基本です。

睡眠導入剤の中には、食事の影響を受けて効果が出にくくなるものもあるため、夕食からある程度時間をおきます。

一方、寝る直前に服用する薬の場合もありますので、医師の指示をよく確認しましょう。

寝たままの姿勢で、特に少量の水で飲むと、胃に入る前に食道に引っかかり、そこで溶け出すことで刺激の強い薬ですと、食道に傷をつけてしまうことがあります。

寝たままの姿勢での服用はできるだけ避けるようにしましょう。

1日1回就寝前の便秘薬や睡眠薬を飲み忘れた場合は、次の日から服用します。

前日の分は抜かして、就寝前に1回分を服用します。

飲み忘れても、2回分を一度に飲まないようにしましょう。

睡眠導入薬を追加服用すると、翌日に眠気が残ったり、ふらついたりすることがあります。

医師の指示で追加服用ができる場合でも、追加の服用は起床時刻より6時間前までとしましょう。

今月の医療クイズ

カリフラワーは、風邪をひいたときに効果的といわれている。

a.はい b.いいえ

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答えは、「a.はい」でした。
熱に強いビタミンCが多く、ウイルスに対する抵抗力をつけ、風邪の時におすすめといわれています。

 次回の更新もお楽しみに!

「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。

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