知っておくと安心!湿布薬を正しく使うためには?!
■貼るときの注意点
・汗をかいているときやお風呂上りは、汗がおさまってからまたは水分をしっかり拭いてから貼りましょう。
・湿布をはがしたばかりの患部には、時間をあけて貼りましょう。
・かゆみやかぶれ、赤みのある部位には使用は控えましょう。
・湿布薬の薬剤が皮膚についています。薬剤部分を触った手で、眼や鼻の粘膜、口唇など触らないように気を付けましょう。
■使い方に注意が必要な湿布薬
ケトプロフェンという有効成分を含む湿布薬は「光線過敏症」に注意が必要です。
使用して、赤くなる、水ぶくれ、かぶれなどの症状が出たらすぐに使用を中止し、皮膚科専門医を受診しましょう。
この場合は、湿布をはがした後も注意が必要です。
薬の成分は、湿布をはがした後でも皮膚に残り続けますので、最低4週間は貼ったところを日光にあてないように注意しましょう。
エビデンスとは、ある症例に対して効果があることを示す根拠のことである。
a.はい b.いいえ
答えは、「a.はい」でした。
実際にその薬や治療法を使った場合の臨床結果や検証結果のことを指します。
次回の更新もお楽しみに!
「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。