「寝つきが悪い」「眠りが維持できない」「早く目が覚める」「眠りが浅く、十分眠った感じがしない」などの自覚症状があり、これらの症状が持続することによって生じる日中の眠気、注意力の散漫、全身倦怠感などの、さまざまな体調不良を認めるときに不眠症を疑います。
まずは、就寝前のカフェイン、アルコール、ニコチン摂取がないか、スマートフォンなどの使用、就寝環境として騒音、湿度、照度などが適切か、睡眠のリズムなどを確認し、問題があればお薬で治療するよりも前に改善に努めます。
一言に「不眠」と言っても、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠困難など状況が異なります。また、睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害では寝る、起きるを繰り返しやすくなったり、むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)では寝付きにくくなることがあるなど、他の病気が隠れていないかを確認することも重要です。
お肉を食べている人は感染症にかかりにくいといわれている。○か×か?
答えは、「○」です。
優れたタンパク質であるお肉を適度に食べれば、体が温まり免疫力も上がり感染症予防になります。
次回の更新もお楽しみに!
「知っ得!薬剤師コラム」では日本調剤の薬局でお配りしている健康情報誌 日本調剤新聞「かけはし」から情報を抜粋して掲載しています。